
Shinsei Kogyo1台で5つのゲームが遊べるFL表示の機種。各ゲームは馬のグラフィックをメインに構成されており、「スペースバトル」というゲームでは馬と馬が弾を撃ち合う。月刊「トイズマガジン」1980年8月号によると、機種名の『Pomcard』は収録ゲームの頭文字を組み合わせたもので、PO=ポロゲーム(騎上ホッケー)、M=メモリーゲーム、CA=キャバルリーバトル(騎馬戦)、R=ロディオ、D=ダービーを示しているという(※ポロゲームとキャバルリーバトルはパッケージなどに書かれたゲーム名とは異なる)。なお、タモリが広告キャラクターに起用され、店頭POPやテレビCMに登場していた。

馬を使って5つのゲームを遊ぶという異色のゲーム機。左端の得点表示は縦書きになっており、この写真の場合は15点を表す。
2人プレイ用に、方向ボタンと発射ボタンが2組用意されている。左右の方向ボタンに刻まれた数字はゲーム番号を示し、電源を入れた直後のゲームセレクトで使う。


「スタート/リセット」ボタンの左上にあるのは電源スイッチ、右上にあるのはゲームスピードの切り替えスイッチ。
『ポンカード5』に収録されている5種類のゲームの内容は以下のとおり。ゲームを5つ成立させるために苦労した跡が見て取れる。

(1) ダービー
左端からスタートした4頭の馬が画面を往復し、ゴール後に1着と2着が表示される。プレイヤーはその着順を予想して楽しむ。
(2) スペースバトル
横画面のスペースインベーダー風ゲーム。画面左から右へ敵馬が弾を撃ちながら移動してくるので、自馬を上下に操作して迎撃していく。右端に到達されてしまうとゲームオーバー。左端を上下に移動しているのは親馬で、倒したときの得点が高い。2人プレイ時は、2P側が親馬を操作する。


(3) サッカー
2人用。画面中央付近のドットはボールを表す。体当たりでボールをドリブルしていき、相手側の画面端に押し込めばゴール。約2分間の得点を競い合う。
(4) メモリー
コンピュータがドットを順番に置いていくので、それを記憶して同じルートで馬を移動させる。移動方向を間違えるか、約2秒間操作しないでいるか、99点に到達するとゲームは終了。


(5) ロデオ
画面上の馬が移動したら同じ方向のボタンをすばやく押すだけというシンプルなゲーム。ただし、入力受付時間が非常に短く、難度は高い。取扱説明書にも「一番難しいゲーム」と書かれている。