Entex
タイトルの末尾に数字が付いていない唯一の『セレクト・ア・ゲーム』用カートリッジ。エンテックス社は『ライズ・ザ・デビル・ピンボール』などのピンボールを題材にした電子ゲームを発売していたが、それとは見た目がかなり異なることから、『セレクト・ア・ゲーム』版はナンバリング作品にしなかったと思われる。
内容はFL管の点灯で表現したピンボールゲームで、「2」か「4」のキーを押すと赤のFL管が3つ横に伸びていき、それがフリッパーの役目を果たす。ボールはふだんは水色だが、得点加算時には赤色に変化。フリッパーを激しく動かしすぎるとティルトになるあたりに制作者のこだわりを感じさせる。
電子ゲームの『ライズ・ザ・デビル・ピンボール』。右端にある黒い個体は、もうひとつのエンテックス製ピンボールゲーム『ブラックナイト・ピンボール』(電子ゲームの中でもレアな一品)。