『囲碁マスター』の関連商品 (2) 

ナショナル電子碁盤 名局

Meikyoku

  • 【発売元】
    松下電器産業
    National
  • 【発売日】
    1981年7月上旬
  • 【価格】
    198,000円
  • 【別売りソフト】
    10種類?

 足付きの碁盤に、対局手順の記録や再生ができる機能を搭載したもの。型番はTQ-1500。碁石に内蔵された磁石を盤面の磁気センサーが検知し、対局手順をマイコンが記憶したのち磁気カードに記録する。音声合成で「黒先始めてください」など16種の発声をするほか、別売りの対局時計『TQ-100』(28,000円)を接続すれば持ち時間の秒読みも可能。開発当初は、通信装置を内蔵して遠方の人との対局ができるようにする計画もあったが、通信料金の問題などから断念したという。

記録媒体の磁気カードは、縦20センチ・横5センチのペラペラの紙の裏側が磁性体になっているというもの。本体脇の挿入口に入れて使用する。

磁気カードの再生時は、外周の4ヵ所でLEDが点灯するので、その交点(写真のように4と十八の部分が点滅していたら4の十八)に碁石を置いていく。

別売りソフトである『現代名局シリーズ』1~2と『学習シリーズ』1~7の計9本は各10,000円で、1本のソフトのパッケージ内に4冊の冊子と16枚の磁気カードを同梱。また、パナ教育システムから『NHK杯争奪囲碁トーナメント』というソフトもリリースされた。

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