Mattel
米国で1978年に発売された同名機種の輸入版。上下左右のキーで攻撃プレイヤー(ひときわ明るく光る赤いLED)を移動させ、CPUの操作する6人の防御プレイヤー(赤いLED)のスキを突いてシュートを決めていく。6人の防御プレイヤーのうちのひとりはキーパーで、キーパーに触れるとボールを奪われてしまう。ボールを奪われるかシュートを決めるかするたびにビジターチームとホームチームが切り替わり、スコアは個別に表示されていくので、ふたりで交互にプレイすることも可能。試合時間の表示は前半45分、後半45分だが、実際の所要時間は各4分。
このように攻撃プレイヤーとゴールの直線上に誰もいない状態でシュートを打つのが基本だが、打った直後に防御プレイヤーが移動してくることも多く、簡単には決まらない。シュートは、正面、斜め、真横方向から狙える。
防御プレイヤーがゴールの手前にいる状態。このときにシュートを打つと跳ね返されて、ボールを奪われた扱いになってしまう。ただし、跳ね返ったボールを運良くキャッチできる場合もある。
サッカーボールのマークが付いているのがシュートボタンで、ふたつ用意されたボタンはどちらも同じ役割を果たす。電源スイッチは「2」に入れるとプロモードになり、「1」のときの2倍のスピードでゲームが進行する。
『オートレース』と同様に、『サッカー』にもヨーロッパ版のパッケージを使用したものが存在する。
ヨーロッパ版のパッケージをベースにしたゲームシンジケート・シリーズの『サッカー』。
ひとつ前の写真を拡大。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語でのタイトルがギッシリと並ぶ。
パッケージの裏側には、各言語での簡単な解説が国旗付きで掲載。
本体裏に貼るためのシールも、言語別に4種類用意されている。