LSIポータブルゲーム・シリーズ【LEDタイプ】 (4) 

ゴルフコンペ(初期バージョン)

Golfcompe(Early Version)

  • 【発売元】
    バンダイ
    Bandai
  • 【発売日】
    1978年7月25日
  • 【価格】
    4,500円

 全9ホール、パー36のコースが用意されているゴルフゲーム。OBによる打ち直しやショートホールでスタート位置が変わるなどの細かな仕様が盛り込まれているが、最大の特徴は打ったボールの飛距離がランダムで決まること。そのため、どれくらいのスコアでホールアウトできるかは運任せとなる。

 1979年5月には、表示部に加えてショットボタンの仕様を改良したNEWバージョンが発売された。

ショットボタンはゴルフボールを模したデザイン。プレイヤーA・B切替スイッチを使えば、ホールごとにふたりで交互にプレイすることもできる。

OBゾーン、池、バンカーにボールが止まってしまうと、ペナルティとして1打が加算されたうえ、手前(OBゾーンの場合はスタート地点)から打ち直しになる。「Sスタート」は、パー3のショートホールで1打目を打つ場所。

各ホールの開始時にはスコアの欄に2ケタの数字が表示される。この写真の場合なら、左側の「1」は1ホール目であることを、「4」はパー4であることを示す。

【本体のバリエーション】
表示部が変更された本体

 『ゴルフコンペ(初期バージョン)』の後期版は、画面のイラストやLEDの表示まわりに変更が加えられている。言うなれば、『ゴルフコンペ(初期バージョン)』と『ゴルフコンペ(NEWバージョン)』の中間にあたるような仕様だ。

どちらも『ゴルフコンペ(初期バージョン)』だが、左が前期版、右が後期版。後期版は池のイラストやスコアの数字のサイズなどが『ゴルフコンペ(NEWバージョン)』とほぼ同じになっている。

初期バージョンの前期版の拡大写真。池が縦長で、スコアの数字は大きい。

初期バージョンの後期版の拡大写真。池が丸みを帯び、スコアの数字も縮小された。また、ゴルフボールを表すLEDの光が前期版よりも小さくなっている。

参考までにNEWバージョンの拡大写真も載せておく。初期バージョンの後期版(ひとつ前の写真)と似ているが、ゴルフボールのLEDが大きくなり、それに合わせてイラスト内の6つの円もサイズアップしている。

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