LSIポータブルゲーム・シリーズ【LEDタイプ】 (3) 

コンバット(初期バージョン)

Combat(Early Version)

  • 【発売元】
    バンダイ
    Bandai
  • 【発売日】
    1978年7月25日
  • 【価格】
    4,500円

 自分の戦車を上下左右に移動させ、ファイヤーキーを押しながら敵戦車に重なれば砲撃成功となって次の面へ。ただし、フィールド内のランダムな2~3箇所に見えない地雷が仕掛けられており、警報音が鳴っているときは隣接するマスのどこかに地雷がある。地雷を踏んだり敵の砲撃を3回受けたりすると戦車が1台失われ、計10台の戦車がなくなるか99秒が経過するとゲームオーバー。トータルで何台の敵戦車を撃破できるかを競うゲームだが、最終結果は地雷の配置(すなわち運)に左右される部分が大きい。

 1979年4月には、表示部を改良したNEWバージョンが発売された。

各面の開始時、プレイヤーの戦車はフィールドの四隅のどこかに配置される。明るく光るLEDがプレイヤーの戦車で、少し弱めに光っているLEDが敵の戦車。敵戦車は移動せず、プレイヤーの戦車が隣接すると砲撃してくる。

スコアの欄には、ふだんは経過時間が表示されている。敵戦車を撃破した直後とゲームオーバー時にスコアが表示される仕組み。

【パッケージのバリエーション】
乾電池の表記が追加されたパッケージ

 LSIポータブルゲーム・シリーズの第1弾として発売された『サブマリン(初期バージョン)』『コンバット(初期バージョン)』『ゴルフコンペ(初期バージョン)』には、いずれも下記のように文字が追加されたパッケージが存在する。

どちらも『コンバット(初期バージョン)』のパッケージだが、微妙に異なる部分がある。詳細は下の拡大写真を参照。

初期バージョンの前期版パッケージの左上部分。

初期バージョンの後期版パッケージには、このように「006P乾電池1本使用」という文字が追加されている。「006P乾電池」とは9ボルト角形電池のこと。

なお、前期版・後期版どちらのパッケージにも、「006P(9V)乾電池1本付」と書かれたシールが貼られている。

このシールは手貼りのようで、商品ロゴのど真ん中に貼られている場合も。

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