Waddingtons House of Games
縦4個×横4個の16個のLEDを搭載し、『サイモン』風のゲームを含む4種類のモードを遊べるようにした機種。『サイモン』風ゲームのモードは『マッチミー(Match Me)』と名付けられ、クリアに必要な連続正解数が10個、15個、20個、25個の4つの難易度を選択可能。ボタン自身やボタン近くの1個のLEDが点灯する他の『サイモン』風ゲームとは違い、ボタンの近くで横一列に並んだLEDが同時に点灯する表現方法は、この『ウィザード』とそこから派生した機種の特徴となっている。なお、『マッチミー』以外の3つのゲームモードの内容は、以下のとおり。
・ホットコーナーズ(Hot Corners)……基本的には4人用(ひとりで複数のボタンを担当すれば2~3人でのプレイも可能)。外周をLEDの光が移動しているので、自分のボタン近くの角のマスに移動してきた瞬間にボタンを押して光を弾き返す。タイミングをミスすると脱落し、最後に残ったひとりが勝者となる。
・ミュージックメーカー(Music Maker)……最大30音を演奏して、それを再生できるモード。ただし、ボタンが4つしかないため、ソは「赤+黄」、ラは「青+黄」といったように2個のボタンの同時押しが必要な音もある。「緑+黄」で休符の入力も可能。
・ブレイクアウト(Breakout)……LEDの配置された4×4マス上に、見えない迷路の道が設定される。開始時に点灯したLEDを4つのボタンで上下左右に移動させ、迷路の道を突破するゲーム。
『サイモン』風ゲームの『マッチミー』では、横一列のLEDが同時に点灯する。この写真の場合は、黄色のボタンを押せという指示。
『ミュージックメーカー』のモード用に、30曲のボタンの押しかたをまとめた「TUNE BOOK」が付属している。