『サイモン(日本版)』の関連商品 (3) 

おととあそぼう

Oto To Asobo

  • 【発売元】
    バンダイ
    Bandai
  • 【発売日】
    1984年
  • ※パッケージと取扱説明書と本体裏に「1984」の表記あり
    ※日本能率協会発行の書籍「電子出版」内に
    「昭和59年に生まれた」という記述あり

 電子ゲーム機と絵本をセットにした「コンピュータ絵本シリーズ」のひとつ。音に興味を持つ5歳以上の子どもを対象に、光と音を使った5種類の遊びが収録されている。遊びの内容は以下のとおりで、子ども向けと言っても決して簡単なものばかりではない。「おほしさまひろい」は『サイモン』に似たゲームだ。

(1) ひいてうたおう……10個のボタンが「ドレミファソラシドレミ」の音に対応しており、好きなメロディを弾いて楽しめる。付属の絵本には「かっこう」「ぞうさん」「チューリップ」の楽譜をお手本として掲載。

(2) おほしさまひろい……5つのボタンの近くのLEDが光った順番を覚えて、同じ順番でボタンを押していけるかに挑む『サイモン』風ゲーム。最初はLEDが1回しか点灯しないが、正解するたびに点灯回数が増えていき、24回の連続点灯に正解すればコンプリート。

(3) もぐらたたき……その名のとおりのモグラたたきゲームで、LEDが光ったら近くのボタンをすばやく押していき、48回点灯した時点でゲームは終了。LEDは毎回約1秒ほど点灯しているので、難易度は低め。

(4) わすれものさがし……絶対音感を育成するゲーム。「ドレミファソラシドレミ」の10音のいずれかが鳴るので、正しいと思う音のボタンを押す。出題時にLEDは光らないため、頼りになるのは自分の音感のみ。連続で48音が出題される。

(5) ひつじさんとおいかけっこ……LEDの点灯に合わせてボタンを押していくと「メリーさんのひつじ」が弾けるというモード。LEDが用意されていない音(例:ラ)のときは、両隣のふたつのLED(例:ラの場合はソとシ)が同時に点灯する。

付属の絵本はフルカラーで、表紙を1ページ目と数えるなら全18ページの構成。

絵本の各ページには本体を置く位置が指定されており、「ひいてうたおう」では楽譜を見ながらボタンを押すことが可能。

「おほしさまひろい」などのゲーム終了後には、成績に応じた数のLEDが点灯する。

TOP