テキサス・インスツルメンツ・アジア・リミテッド社は、日本独自の単語モジュールとしてまずは『JH-2』『JH-3』を発売（各4,200円）。これらに収録されている単語の一覧表は、『スピーク＆スペル』日本オリジナルモデル付属のハンドブック内に掲載されており、本体と単語モジュールをセットで展開しようとする意図が感じられた。その後、『JH-1A』『JH-1B』『JH-4』『JH-5』といった単語モジュールも登場し、本体と6つの単語モジュールによって中学生必修単語の大部分がカバーされている。

　なお、日本オリジナルモデルがリリースされる前――『スピーク＆スペル』の輸入版が店頭に並んでいた頃には、その時期に米国で発売中のワードモジュール『バウェル・パワー』も、日本語マニュアルを付ける形で輸入販売されていた。