Mattel
米国で1976年に発売され、世界初の携帯型電子ゲーム機と言われる機種の輸入版。敵車をかわしながら画面最上部へ4回到達するまでのタイムを競う(くわしいゲーム内容は、マテル版『オートレース』のページを参照)。
1977年10月にバンダイが『オートレースゲーム』に名称変更して日本で輸入販売をしており(価格:5,600円)、ゲームシンジケート版は日本への2度目の上陸となる。なお、米国内での本体のマイナーチェンジに合わせて、ゲームシンジケート版はバンダイ版の時期には存在したACアダプタ端子が削除されている。
上に置いたのが1977年発売のバンダイ版『オートレースゲーム』、下が1979年発売のゲームシンジケート版『オートレース』の側面。ゲームシンジケート版ではACアダプタ端子がなくなっている。
ゲームシンジケート・シリーズのパッケージは米国版を流用したものが基本だが、例外も存在する。『オートレース』には、以下のようにヨーロッパ版のパッケージを使ったものもあるのだ。
ヨーロッパ版のパッケージをベースにした『オートレース』。側面には、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの国旗が並ぶ。
ひとつ前の写真を拡大。『オートレース』という機種名も、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語の順に書かれている。
封入されている注意書きも4ヵ国語に対応。