Bandai America
日本国内で発売されたミニエルピット・シリーズの北米バージョンとも言える機種のひとつ。パッケージは2種類あるが、上の写真の完全ボックス型パッケージに収納されている本体は、日本版の『ベースボール』とは仕様が少々異なる。とくに目立つ違いは、日本版では塁上のランナーをスイッチの上下で表示させることができたのに対して、その機能がなくなっている点。
日本版ミニエルピット・シリーズの『ベースボール』のフィールド部分。3つのスイッチで1~3塁それぞれのランナーを表示させることができた。
完全ボックス型パッケージの北米版『ベースボール』は、スイッチがなくなっているほか、LEDの配置やフィールドのデザインも変更されている。
ハンドヘルド・エレクトロニクス・シリーズの『ベースボール』のもうひとつのパッケージは、マテル社の初期のLEDゲーム機と同様にフラップが付いているタイプ。そのタイプのパッケージには、日本版と機能は同じでデザインだけが異なる本体が収納されている。時系列的には、日本版と同じ機能の本体をフラップ付きパッケージに入れてリリースしたあと、仕様変更版の本体(このページのタイトル部分で紹介している本体)を作って完全ボックス型パッケージに入れて発売した、と考えるのが自然だろうか。
上側のパッケージがフラップ付きのタイプ。
左が日本版と同じ機能の本体、右が仕様を変更した本体(このページのタイトル部分で紹介している本体)。仕様を変更したのは、スイッチのギミックをなくして製造コストを抑えるため?