『囲碁マスター』の関連商品 (3) 

ナショナル携帯用電子碁盤 名局ジュニア

Meikyoku Junior

  • 【発売元】
    松下電器産業
    National
  • 【発売日】
    1982年10月12日
  • 【価格】
    49,800円
  • 【カートリッジ】
    5種類?

 液晶画面を使って『電子碁盤 名局』をハンディ化。型番はJH-500。定石・布石・次の一手・手筋・詰碁・名局の棋譜を選択でき、約7,900手分の例題を本体に内蔵している。ふたりでの対局内容は本体メモリーに保存されるだけでなく、テープレコーダーに接続してカセットテープへの記録も可能。対局用ケーブルで2台の本体をつなけば通信対局もできる。

説明書もファイリングできるブック型ケースと、対局用ケーブル(テープレコーダーとの接続にも使う)が付属。

任天堂の『コンピュータマージャン役満』(1983年)や『ゲームボーイ』(1989年)よりも先に通信ケーブルでの対戦を実現。日本国内では、この『名局ジュニア』やタカラの電子ゲーム『システムカード&アクション』シリーズ、サキトロンの『サグボール』(いずれも1982年)あたりが、通信ケーブルを採用した携帯ゲーム機の元祖だと思われる。

数多く用意されたボタンを利用して、電卓機能も搭載。

別売りの棋譜ソフトパックは、電池ボックスの横にセットする。電源としては単3電池を4本使用。

1983年1月頃に発売された棋譜ソフトパックは、『定石①』『布石・次の一手①』『手筋・詰碁①』『名局①』の4本。その後、『定石②』も発売された。各9,000円。

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